ガラスケース
歩いても歩いても 景色が変わらない
そんな時は 思い出して
笑っても笑っても 涙が乾かない
そんな時は 思い出して
信じた夢が いびつに形変えて 君を絡め捕る
ガラスケースに 閉じ込められてる
声の限りに 僕を呼んでよ
どこにいたって駆けつけるよ
鍵を開いて 連れ出すよ
見えない檻は 自分じゃ 開けない
遠ざかる遠ざかる 栄光の日々を
そんな時は 思い出して
笑っても笑っても 涙が乾かない
そんな時は 思い出して
信じる心が いつの間にかき消され 君は立ち止まる
ガラスケースに 閉じ込められてる
声が出ないなら それでもいい
どこにいたって駆けつけるよ
涙を流して 僕を呼んでよ
背中を押して 連れ出すよ
広い世界に 君は一人じゃない
一つの地球に 僕らといるんだ
声を嗄らして 君を呼んで
不揃いな歩幅で共に歩こう
楕円のボールが 転げるように
見えない未来へ
一人じゃない 一人じゃない